今年は厄年

私、今年は厄年であったらしい。
年の後半にもなって気づくのもどうかと思うが。
しかし、今年はいい年だった!

華々しい出来事はなにもなかった。
でも、父が今年亡くなった事。そのことで20年会っていなかった父(亡くなった後ではあったけど)、祖母、大好きだった父方の親戚に再会できたこと。
そのことがきっかけで沖縄へ行き、ここが自分のルーツだと、初めて実感できたこと、
そこで引き寄せられるように久高島へ行けた事。
大好きだと思える人たちに出会えたこと。周りに人たちの流れが、今までとは明らかに変わり、話したいと思った人とは心通じ合う話ができたこと。

今年惚れ込んだ人たち、じっくり話を出来た人たちは、見事に同い年辰年女。
あれ!?みんな厄年のはずじゃ・・・?でもみんな幸せなオーラを発していた。
迷ったり、悩んだりする事も含めて、その渦中にいられることに本質的な幸せを見いだす人ばかりだったように思う。

それにしても、厄年の今年。布石は打たれたな。と思った。
多分今までに打たれた布石をたどって生きて来たこれまでと、今年打った石に導かれる来年からは、何かが変わるはずだ。
静かで大きな1年だった。

クリアできた事もあり、持ち越した事もあるけれど、しみじみいい年だった。
なにものかに守られてるな、と思った。
私が受けるべき厄を、父が全部持って行ってくれたのかなあ、と思うくらいに。

来年はさらにいい年だぞ。と勝手に思っている。
世の中の不況と蔓延する絶望感に逆行するこの楽観。
でも、周りの環境や周りの評価、他人の感覚ではなくて、自分の中から湧き出る、
「いい年になるぞ!」という静かな充実感、それが一番信頼に値するね。


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