舞台レビュー

言葉の沼に沈む。友部正人ライブ エッセイ

言葉の沼に沈む。友部正人ライブ

友部正人さんのライブに行った。 私が尊敬している人が尊敬している、というので、名前だけは存じていたものの、曲をほとんど知らずにいったのだが、言葉の沼にすぷすぷと沈められて帰ってきた。 聴き始めは、なんか普通のフォークだなあと思ったのだ。だけど、だまされた。その世界は3畳間にとどまらず、というか3畳間…
1000字劇評:オペラシアターこんにゃく座「森は生きている」 レビュー

1000字劇評:オペラシアターこんにゃく座「森は生きている」

舞台を見終わって劇場から外に出たら、風景が違って見える。そんな舞台はいい舞台だ。 オペラシアターこんにゃく座創立50周年記念「森は生きている」新演出・オーケストラ版を観た。この作品は、演出を変えて上演され続けているこんにゃく座の定番中の定番。私も3回くらい観ている。それを50周年を記念して新しい演出…
ちょっと綺麗すぎる世界 「KUUKI」 エッセイ

ちょっと綺麗すぎる世界 「KUUKI」

インクルーシブアーツフェスティバル、ベイビーシアタープロジェクトで作られた作品「KUUKI」を見ました。日本人の女性3人の出演者で、一人はアコーディオン奏者、お二人は俳優?ダンサー?でしょうか。ポーランドの演出家を招いて作られたそうです。入ると穏やかなアコーディオンの音。二人の出演者がゆったりと揺れ…
「インクルーシブ」を端的に表す舞台 エッセイ

「インクルーシブ」を端的に表す舞台

舞台仲間たちが多数関わっているインクルーシブアーツフェスティバル、16日、ベイビーミニシアターと海外招聘作品を観ました。海外招聘作品、すばらしかった!レポートします。「四角い世界」ダリル・ビートン(イギリス)車椅子の演者の前にある机の上に並ぶ積み木の建物。そこで生きている、不思議なみっつの生き物。言…
「うまい」ということ@バンバンバザールライブ レビュー

「うまい」ということ@バンバンバザールライブ

先週、バンバンバザールのレコ発ライブを見に、久々の南青山マンダラへ。 このところ、気持ちがやさぐれていて(笑) めずらしく、元気が欲しくてライブへ出かけました。 バンバンバザール福島康之さん、黒川修さんをサポートするのは ドラム   大澤公則 ギター各種 高木克(ソウル・フラワー・ユニオン) ピアノ…
同時代を生きるピアノで、同時代の音楽を奏でる プロデュース

同時代を生きるピアノで、同時代の音楽を奏でる

12月1日(金)・2日(土)シモシュピアノ持ち込みコンサート〜Xymox meets FAZIOLI〜 を企画しました。 FAZIOLIというピアノの名前を聴いても、ピンとこない方も多いかもしれません。そもそも読めないし(笑) ファツィオリと読みます。イタリアの新進気鋭のピアノメーカーで、創立からの…
子どもが入れる、大人のためのコンサートという立ち位置 エッセイ

子どもが入れる、大人のためのコンサートという立ち位置

先日は、大好きなバイオリニスト金子飛鳥さんのコンサートに久しぶりに。 場所は、なんだかんだ行く機会の多い、渋谷の公園通りクラシックス。   昼夜のうち昼間はお子様OKの回(夜は大人のみだそう)ということで、X-jamも同じようなコンセプトで12月にコンサートをやるので、どんな風になるのかなあと思って…
これが人生だ。どくんごのテント芝居「愛より速く」 レビュー

これが人生だ。どくんごのテント芝居「愛より速く」

旅をしながらテント芝居をする劇団どくんご飯能公演。 「愛より速く」 毎年のように知人友人固定ファンが観に行っているのを知ってたけど、 なぜかいつも飯能公演は、私が旅だよ状態。(地方でどくんごポスターを何度見たことか) 今年はようやく日程が合いました! 神社の境内にボロい(すみません)テントを立てて、…
ご当地物語、その先へ レビュー

ご当地物語、その先へ

飯能アルプス物語 知人の主催している地元初の試み。 飯能にまつわる場所で起こる人間模様を5話のオムニバスで描いている。 脚本演出と中心の役者さんたちは小劇場系かしら? 笑いのつぼやつっこみや泣かせどころも、ちょっと過剰な演技も、でもちゃんと届くセリフまわしも、ほぼ小劇場ノリ(キライじゃないですよ笑)…