身体を無視しない

女は毎月生まれかわる―からだと心が元気になる「月経血コントロール」ゆる体操
高岡 英夫 / / ビジネス社

かわいいからだ (幻冬舎文庫)
寺門 琢己 / / 幻冬舎

今月はヘトヘトのスケジュールで、身体も心もぎりぎりいっぱい、限界点とのせめぎあい。
だと、思わずこういう本に手が伸びるのね・・ああ本能。

内容が全て正しいとか、これさえやれば、ということではなくて、「女性の身体に生まれてよかった」と思える本。
自分の身体の不安定さや、女性ならではのめんどくさいことの数々、痛み、症状いろんなことが、ちょっとだけ、嫌なことではなくなる。
いいとこどりで、ちょっぴり辛いときだけ取り入れるのでも十分な、身体を愛するためのヒント。

意外に、心の問題だと思っていることの多くが、身体がしゃべってることだったりする。
それを知ると、何となく、気がらくになる。
だって、心のせいじゃないもん、身体の悲鳴だもん、と思うと、変に自分を責め過ぎなくてもいいし、下手に人を攻撃せずにすむかもしれない。

身体を無視してたら、考え方が卑屈になったり変に歪んだり、どうせいい発想は浮かばない。
悩みがループしてるようなら、逆に身体の排泄はできてるのか、いいもの食べているのか、とか、そういう事の方に神経を研ぎすませば、おのずと出口が見えるのに。
忙しいと、それ忘れちゃうんだなあ、だからたまにはこういう本を読まねば。


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