祈りは大地から伝わる、のかも
2013年9月10日
長時間ヒールを履き、なおかつそれが続くと腰がぐらぐらになる。
(もちろん仕事で不可欠な時しか履かないけど)
で、ゆっくり休もうか整体に行こうか考えた所
「なんか今日は土の上を歩けばいい気がする」と思い立ち、近所の低山をはしご。
2つの山を1時間で行けてしまうくらい小さな山だけど、やっぱり昔から信仰の集まる場所なのか、山頂の神社近くは、小さな朽ちかけた祠がいくつも。
なんだか沖縄の離島のウタキみたいだな。
祈りの形は、どこでも一緒。
大地は全部繋がっているんだなーと思った。
今まで祈りは天に向かって届けるものだと思っていたけれど、
こういう小さな信仰の痕が残る場所を歩くと、
もしかして、祈りは天にだけ届くじゃないんだな
足を通じて大地にも届くんじゃないだろか、と思った。
天と地が両方とも、祈りの導火線なんですね。
と無宗教の私が悟ってみる。
大地が全部繋がっているなら、そこに宿る祈りも全部つながってる。
そこまで思って鳥肌が立った。
祈りを伝える導火線が、汚されるという事はどういうことなのか。
土を汚したり、地下水が汚染されるというのはどういうことなのか。
原発に限らず、私たちは土も水も空も長い間汚してきた。
祈りは、どんどん遠ざかるだろう。
なんだかぞっとする。
腰痛撃退のはずの山散歩が、
壮大な思考に走ってしまいました(笑)