ちいさなものと、また、さよなら エッセイ

ちいさなものと、また、さよなら

ああ、もう卒業だなあとおもった物事に、 もう一度確かめるように向きあって、「やっぱりもう卒業だ」 と再確認することがある。 というほどの話でもないのですが、 もう自分ではお肉をほとんど食べなくなって(外出先では美味しくいただきます) なおかつ、牛肉は出先でも何年も縁がなかったのですが、 なんとなく確…
来年の事を考える エッセイ

来年の事を考える

ふと立ち止まっていたのは、立ち止まる理由とタイミングがあったからなのだなあ。 断捨離、身体メンテナンス、そして仕事整理。 という自分のプランはおおむね思った通りに進んでいて、なおかつ予想外に展開していて 年末までさらに何が起こるのか、ドキドキだけれど楽しみ。 去年もそうでしたが、 11月は来年の事を…
文は顔。本の著者に会いに行く エッセイ

文は顔。本の著者に会いに行く

私は、言葉は人だと思っている。 とにかく過剰に言葉の力を信じている私は、短絡的だろうが決めつけといわれようが 文章から受ける人となりや相性を、すごく大事にしてきた。 自分の事は棚に上げて言えば、 内容や主義主張の善し悪しを語る以前に、むしろ無意識の部分が核心だと思う。 正直、誤字脱字が多い人はいい加…
「ずっと続けてるからいつでもおいで」に救われた プロデュース

「ずっと続けてるからいつでもおいで」に救われた

企画の前というのはいつでもドキドキするなあ。 昨年はホール企画でかなり大掛かりだったので当然なんだけど、 今年は古巣に帰っての小さな企画。 でも大きいか小さいかじゃなくて、やっぱり自分の今の立ち位置とか 事務所の現在の視点とか、いろんなものがあらわになってドキドキする。 小さいライブハウスだって満員…
「丁寧な暮らし」ってなんぞや ブックレビュー

「丁寧な暮らし」ってなんぞや

ナチュラリスト系の記事を読むと近頃非常によく出てくる松浦弥太郎さんという名前。 一度はちゃんと著作を読んでみたいなと思い、 長めの移動の一日、つい2冊買ってしまいました。 いつもの毎日。 そして 松浦弥太郎の新しいお金術 期待して読みはじめた。 こだわりの丁寧な生活。 シャツはいつも白いオックスフォ…
都会のまんなかで手をつなぐ レビュー

都会のまんなかで手をつなぐ

※サイトお引っ越し中につき、一部投稿がだぶっております。 なんとなく、今まで自分の知らなかったイベントにでかけていきたい、 と思い、前から名前だけはチェックしていたフェスティバルトーキョーのオープニングイベントへ ちょこっと行ってみる。 リニューアルされた大好きだった劇場、池袋芸術劇場の前の広場に、…
しろぐ10年目のお引っ越し エッセイ

しろぐ10年目のお引っ越し

長いことエキサイトブログで更新してきた「しろぐ」ですが、もうすぐ10年を目前に、 ようやく独自のサイトを作りました(遅っ) あくまで城間の独断と偏見と毒舌で、誰におもねる事もなく、 好きな事も嫌いな事も、自分の事も仕事の事も、 好きなように綴っていければと思います。 でもきっと音楽と舞台の事が多いだ…
都会の真ん中で手をつなぐ エッセイ

都会の真ん中で手をつなぐ

なんとなく、今まで自分の知らなかったイベントにでかけていきたい、と思い、前から名前だけはチェックしていたフェスティバルトーキョーのオープニングイベントへちょこっと行ってみる。リニューアルされた大好きだった劇場、池袋芸術劇場の前の広場に、様々な布を繫ぎ合わせた大風呂敷が敷かれ、櫓が組まれ、舞台がある。…
音楽は生きる力になる エッセイ

音楽は生きる力になる

人の生死に関わる話が立て続けに耳に入って来た数日間。生きるって刹那だなと苦しくなった。という中、ギタリストのトミー・エマニュエルのライブを観に行った。昔、音源を聴いた時に、なぜか「オセアニアの香りがする!」と言ってましたが、オーストラリアの人でした(笑)音楽というのは、なぜか出身地を(実際のではなく…