「大嫌い」 エッセイ

「大嫌い」

王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―よしもと ばなな / / 新潮社言葉は魔術だと思う。呪いの呪文にも魔法の呪文にもなる。さて、よしもとばななの長編三部作。このひとの、超主観、主人公と本人がまるで重なるような語り口をたまに読みたくなることがある。たまにいやにもなるけど。このひとの物語は、どれを読んで…
絶品ライブ! エッセイ

絶品ライブ!

数日前のネクストサンデー3周年ライブ。素敵な人ばかりをセレクトするので、私の心わしづかみの店長。今回は、特に、いつになく私のハートど真ん中で参りました。前々から好きだったううじん。今回は立って歌う。何かが大きく変わっている感じ。今まで彼女は、自分を励ます歌を、周りのみんなにもちょっとずつおすそわけす…
境界線 エッセイ

境界線

27日、久しぶりにライブに行った。最近お仕事で初めて御会いしたバイオリニスト金子飛鳥さんのプロデュースするライブ。この方にレコーディングでお会いして、そのバイオリンの音に痺れてしまったのだ。私は本当に弦楽器が苦手で、あの弓が弦を擦る音や、音程が少しでもずれるとぞわぞわしてしまう。しかも、バイオリンを…
読み途中の本たち エッセイ

読み途中の本たち

本はいつでも読んでいる。お風呂とかご飯とかと同じようなものだから。けれど、普通は忙しくなると睡眠が減ったりご飯が後回しになったり、お風呂に入らず寝ちゃったりするように、本も後回しになる。しかし後回しならいいのだが、本当に余裕がなくなると、いきなり過食に走ったり長風呂をしたりするように、本屋で大量の本…
身体を無視しない エッセイ

身体を無視しない

女は毎月生まれかわる―からだと心が元気になる「月経血コントロール」ゆる体操高岡 英夫 / / ビジネス社かわいいからだ (幻冬舎文庫)寺門 琢己 / / 幻冬舎今月はヘトヘトのスケジュールで、身体も心もぎりぎりいっぱい、限界点とのせめぎあい。だと、思わずこういう本に手が伸びるのね・・ああ本能。内容が…
音楽もの エッセイ

音楽もの

楽隊のうさぎ (新潮文庫)中沢 けい / / 新潮社音楽を身近に置く仕事であるし、私も吹奏楽部出身なので、音楽ものの小説は、取りあえず手にとってしまう症候群。そして、音楽ものであるだけで、なんとなく楽しめてしまう症候群。なのですが、これつまらなかった・・・文が、入ってこない・・・同じ事を何度もまわり…
わかりあうこと エッセイ

わかりあうこと

私に植物は向かない、と思っていたが、少しづつ、その距離が変わりつつある。うちに初めてやってきた食べ物用じゃない植物は、小さながじゅまる。沖縄から帰ってすぐに、こちらで一目惚れして買った。ひとまわりおおきな鉢に植え替えるように書いてあって、素直にそのようにしたら、なぜかすぐに弱り、ハダニがついて、大い…
ついにポニョ エッセイ

ついにポニョ

崖の上のポニョを観て来た。話題作とあって、賛否両論いろんな声が耳に入っていたし、つい最近鈴木さんの本を読んだりで、イメージが先行していたのだけれど、一応それは全てリセット。いやぁ。泣けました。このひとは、今回に限っては、物語を創ろうなんてしていないのかもしれない、と思いました。だから、内容のいろんな…
アーティスティックな裏方 エッセイ

アーティスティックな裏方

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)鈴木 敏夫 / / 岩波書店私は昔から、裏方好きで、主役のそばにいる重要人物、という人々の言葉がすごく気になるのですね。岡本太郎よりも岡本敏子。そして宮崎駿よりも鈴木敏夫。よりも、というのは不正確だなあ、主役の創る物が好きでなければけして…
お盆の贅沢 エッセイ

お盆の贅沢

お盆休みを使って、都内おでかけ。といっても舞台目的ですが。しかし、他にお金と時間を使いたい訳ではない私には、一番の贅沢です。別枠に細かくレポートを書いた「坂本龍一プロデュース ロハスクラシック」の他を記録。劇ではないが、版画家 名嘉睦稔さんの版画展。沖縄から帰ってきた直後に雑誌で彼の版画を初めて見て…