エッセイ 28 1月 2008 救われない AMEBIC (集英社文庫 か 44-3) (集英社文庫 か 44-3)金原 ひとみ / / 集英社主要文芸賞の受賞作家くらい読んでおくかという心境で初挑戦。若さならではの悩み多き時期に読んだら、もしかしたら不思議と共感して救われるように思うのかもしれないし、独特の文体、独特の世界の切り取り方、これ… 続きを読む
エッセイ 26 1月 2008 対岸の彼女 対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)角田 光代 / / 文藝春秋ISBN : 4167672057女性しかかけないし、女性しか共感出来ないだろうなあ、と思う作品。私は女性作家がとにかくすき。大袈裟な物語よりも、当たり前の生活の中にある、残酷でしたたかな、女性ならではの感情の方が、どんな物語よりもド… 続きを読む
エッセイ 25 1月 2008 伊坂幸太郎2册 ラッシュライフ (新潮文庫)伊坂 幸太郎 / / 新潮社ISBN : 4101250227重力ピエロ (新潮文庫)伊坂 幸太郎 / / 新潮社ISBN : 41012502351作だとその人の作品性はわからないよなあと思うので、いくつか読んでみることにしている。最初のオーデュボンの祈りからどんどん変… 続きを読む
エッセイ 22 1月 2008 ジ・アート・オブ・ボビーマクファーリン ボビーマクファーリンはいつか生で見たいと思っていたら、びっくりする程偶然のタイミングが重なって、叶ってしまった。直前に買えたのは、3階席の一番後ろ。期待できない・・・遠すぎる。と思ったのだけど、全く関係なかった。ボビーは、自分の声のみで音楽を作る事のできる人だ。どういうジャンルか分ける事も出来ないし… 続きを読む
エッセイ 22 1月 2008 舞台に立つ事 “it”島崎智子 / / インディーズ・メーカーISBN : B000YNZ0J4島崎智子というピアノ弾き語りの舞台、CD発売記念ライブにスタッフとして携わった。「音楽だけを残したい」と彼女は言ったので、リハーサルのほとんどは、どれだけ余分なものを捨てていくかというその一点に絞られた。自分をこう見せ… 続きを読む
エッセイ 19 1月 2008 チーム・バチスタの栄光 チーム・バチスタの栄光海堂 尊 / / 宝島社ISBN : 4796650792ミステリーに興味はなかったので、知らない作家を読むキャンペーン中でもなければ手に取ることはなかったと思う。ミステリーは、大人のものだ。リアルで動かしようのない現実の生活に足をつけているからこそ、非現実を楽しむことができる… 続きを読む
エッセイ 19 1月 2008 オーデュボンの祈り オーデュボンの祈り (新潮文庫)伊坂 幸太郎 / / 新潮社ISBN : 4101250219スコア選択: 最近、自分の中で、読んだ事のない作家を読んでみるキャンペーン中。この人、構成もうまいし、物語もとっぴょうしがなくていいし、ちょっとメッセージもあるし、キャラクターもうまい。伏線の張り方にはうな… 続きを読む
エッセイ 11 1月 2008 キーワード 年の始めには、毎年キーワードをきめる。目標とは違う。ただ、何となく気になる言葉がじわじわと年末にかけて浮かび上がり、それがその1年を象徴する言葉になる。何気ない会話からひょいと言われたり、自分の日記になぜか連日同じ言葉を綴っていたり、本で何度も読み返してみたりする言葉が、その年のテーマとなる。不思議… 続きを読む
エッセイ 8 1月 2008 あけましておめでとうございます。 あけましておめでとうございます。やはり年が明けると新しい事をしたくなったり、心を入れ替えて暮らしたくなったりと、今までの風景がちょっと新鮮になりますね。さて、ここ「しろぐ」でお伝えして来たシモシュの事務所の様子を、今年から別サイトで完全事務所通信として新たに作りたいと思っています。かねてから自分自身… 続きを読む