「ずっと続けてるからいつでもおいで」に救われた

企画の前というのはいつでもドキドキするなあ。

昨年はホール企画でかなり大掛かりだったので当然なんだけど、
今年は古巣に帰っての小さな企画。
でも大きいか小さいかじゃなくて、やっぱり自分の今の立ち位置とか
事務所の現在の視点とか、いろんなものがあらわになってドキドキする。

小さいライブハウスだって満員にするの大変(まだちょっとチケット残ってる…)
小さいから気楽にリラックスして出来るかと言えばそうとも言い切れず。
なんで毎度大変なことするのかなあと思ったりします(笑)

それでもね、私、昔好きだったミュージシャンに「ずっと続けてるからいつでもおいで」
と言ってもらったのがすごく印象に残っていて。
観に行く側の条件や気持ちはいつも様々で、もちろんいつでも行きたいわけじゃないし、
でも変わらずにやり続けてくれているというのは、
自分がいつでも駆け込める場所があり続けるわけで、
それはライブだけじゃなく、美術館や大好きないくつかのお店にも言えるけれど、
一つ一つが自分の中の小さな支えなんだ。

みんなに当然のように、そういう場所がいくつかあったらいいなと本当に思う。
自分たちの作るものが、その中の一つだったら、幸せだなと思う。
そのミュージシャンの活動スタンスは当時とはだいぶ変わったけれど、でもちゃんと続けている。
もうライブに行く事はほとんどないのだけど(ゴメン)その活動の声を聴くだけで、あそこにも私の行きたい場所がある、と嬉しくなる。

だから、大変だ大変だといいつつも、続けていきたいなあ
もちろん、それが自分の喜びであるからこそだけれど。

今回いらっしゃれない人たちにも、「ずっと続けてるからいつでもおいで」といいつつ
生の舞台は二度と同じではないんだということも、言っておこう(ニヤリ)

明日はこれ

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