エッセイ 9 12月 2008 メルヘンとファンタジー 沼地のある森を抜けて (新潮文庫)梨木 香歩 / 新潮社先週末は、自分のスイッチがなぜか強制終了。うごけなーい!何にもしたくなーい!おうちにいたーい!!というわけで、ひたすら日なたでお茶、読書。こういうときの読書は、ファンタジーがいい。児童文学たくさん読んで育ったからか、現実からぐっと非現実に入って… 続きを読む
エッセイ 4 12月 2008 体は共鳴しあう楽器 身体にきく―「体癖」を活かす整体法片山 洋次郎 / 文藝春秋この人の本を、腰痛が一番つらい時期に知り、実用書としてよりも人生の書として大事に読んできた。その片山洋次郎さんの最新の本。体は周りの人と共鳴しあう楽器である。という主張を、今までより一歩深くつっこんでいて、自分の体の癖が10種類のうちどれに… 続きを読む
エッセイ 21 11月 2008 アルバム 都の子 (集英社文庫)江國 香織 / / 集英社エッセイというジャンルが好きなのは、こんなに世界は美しいのかと知る事が出来るからだと思う。誰かの目で捉えた世界。自分の目が見落としたものを、他の人は鮮やかに捉えて、意味と価値を見いだしていたりする。その視点にはっとさせられる。という意味では、ブログもそ… 続きを読む
エッセイ 20 11月 2008 悩んだ先に 悩む力 (集英社新書 444C)姜尚中 / / 集英社普段あまり見ないテレビを見ていたら、素敵な人が映っていた。私の好み、けっこう特殊なので、共感していただけないのは承知の上ですが、テレビに出てるのに品がよくて、おだやかな物腰で、何より、声がすばらしい!!と、めずらしく思ったのが、姜尚中さん。本はた… 続きを読む
エッセイ 11 11月 2008 世界 One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス)尾田 栄一郎 / / 集英社私、コミックはほとんど読まないのですが。嫌いなのではなくて、1冊に「もつ」時間が30分とかだから、買うとすぐ読み終わっちゃってもったいない・・・というなんともくだらない理由。子どもの頃、よく熱を出すと「熱があるとき本を… 続きを読む
エッセイ 7 11月 2008 「大嫌い」 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―よしもと ばなな / / 新潮社言葉は魔術だと思う。呪いの呪文にも魔法の呪文にもなる。さて、よしもとばななの長編三部作。このひとの、超主観、主人公と本人がまるで重なるような語り口をたまに読みたくなることがある。たまにいやにもなるけど。このひとの物語は、どれを読んで… 続きを読む
エッセイ 4 11月 2008 絶品ライブ! 数日前のネクストサンデー3周年ライブ。素敵な人ばかりをセレクトするので、私の心わしづかみの店長。今回は、特に、いつになく私のハートど真ん中で参りました。前々から好きだったううじん。今回は立って歌う。何かが大きく変わっている感じ。今まで彼女は、自分を励ます歌を、周りのみんなにもちょっとずつおすそわけす… 続きを読む
エッセイ 29 10月 2008 境界線 27日、久しぶりにライブに行った。最近お仕事で初めて御会いしたバイオリニスト金子飛鳥さんのプロデュースするライブ。この方にレコーディングでお会いして、そのバイオリンの音に痺れてしまったのだ。私は本当に弦楽器が苦手で、あの弓が弦を擦る音や、音程が少しでもずれるとぞわぞわしてしまう。しかも、バイオリンを… 続きを読む
エッセイ 23 10月 2008 読み途中の本たち 本はいつでも読んでいる。お風呂とかご飯とかと同じようなものだから。けれど、普通は忙しくなると睡眠が減ったりご飯が後回しになったり、お風呂に入らず寝ちゃったりするように、本も後回しになる。しかし後回しならいいのだが、本当に余裕がなくなると、いきなり過食に走ったり長風呂をしたりするように、本屋で大量の本… 続きを読む
エッセイ 2 10月 2008 身体を無視しない 女は毎月生まれかわる―からだと心が元気になる「月経血コントロール」ゆる体操高岡 英夫 / / ビジネス社かわいいからだ (幻冬舎文庫)寺門 琢己 / / 幻冬舎今月はヘトヘトのスケジュールで、身体も心もぎりぎりいっぱい、限界点とのせめぎあい。だと、思わずこういう本に手が伸びるのね・・ああ本能。内容が… 続きを読む