レビュー

生きるモノと暮らすように。 モノレビュー

生きるモノと暮らすように。

秋の始め、輸入専門の古着屋で、しわだらけ、毛玉だらけ、よれよれの一着のセーターをみつけました。 絶対に手に取るはずのないみすぼらしい見た目なのに、触れたらびっくり。 すごいなめらか。やわらか。タグを見るとイタリアのカシミヤ。なのに値段はヒートテックみたいな(笑) 日本の量販店のカシミヤを触った事はあ…
長年のイライラをひとつ解消 エッセイ

長年のイライラをひとつ解消

ここ数ヶ月、ちょこちょこ店をのぞいてはルームシューズを探していた。 外へ出る靴には少し気を使うようになったのに、 意外に多くの時間をすごす部屋の中で、ペタペタと脚の筋肉の落ちそうなスリッパを履いているのが嫌で。 ずっと適当なスリッパを買っては、へたったら捨てるを繰り返し、 そろそろ使い捨て人生やめた…
作品の依って立つ場所 レビュー

作品の依って立つ場所

映画「母と暮せば」観ました。 山田洋次監督最新作。 まだ公開まもないので、ネタバレしないよう…いや、無理かもしれんが。 広島を描いた井上ひさしの「父と暮せば」へのオマージュ。 私自身、芝居でも映画でも何度も見てるし、自主公演に関わったこともあるので、 どうしても意識して観てしまいますが、この作品への…
混沌とした棚のなかから出会う ブックレビュー

混沌とした棚のなかから出会う

電車移動する時にはいつも本。 タブレットもついつい見てしまうけど、やっぱり時を忘れて集中してあっという間に目的地に着くには本しかない(ま、たまに目的地を過ぎてしまうけど) 地元の駅には、「かえる文庫」という便利な本棚があって、 本来は図書館で古くなった本を置いているのだろうが、自由に持って行って、自…
運命の相手を夢見て… モノレビュー

運命の相手を夢見て…

毎年この時期はふらふらと放浪中。手帳のことです。 一番長く愛用したほぼ日手帳は、紙質、フォント、全て好きだったのだけど、 どう頑張っても、一日一ページを使いこなせず、文庫サイズは小さすぎ、A5にしたら重すぎる。 月間ページは、欄が大きくないと嫌なので、A5サイズは必要。 印刷色は2色で十分! 月曜始…
生きている舞台。生きているピアノ。 レビュー

生きている舞台。生きているピアノ。

オペラシアターこんにゃく座の「森は生きている」を観ました。 小学生の頃、劇団仲間の同じく「森は生きている」を母に学校を早退させられて観に行った懐かしの作品。(内容よりその事が印象強いのも何なんですが笑) こんにゃく座のもその後観ていて、他にも大好きな保育園で歌っているのを観たりもしているのですが、な…
「丁寧な暮らし」ってなんぞや ブックレビュー

「丁寧な暮らし」ってなんぞや

ナチュラリスト系の記事を読むと近頃非常によく出てくる松浦弥太郎さんという名前。 一度はちゃんと著作を読んでみたいなと思い、 長めの移動の一日、つい2冊買ってしまいました。 いつもの毎日。 そして 松浦弥太郎の新しいお金術 期待して読みはじめた。 こだわりの丁寧な生活。 シャツはいつも白いオックスフォ…
都会のまんなかで手をつなぐ レビュー

都会のまんなかで手をつなぐ

※サイトお引っ越し中につき、一部投稿がだぶっております。 なんとなく、今まで自分の知らなかったイベントにでかけていきたい、 と思い、前から名前だけはチェックしていたフェスティバルトーキョーのオープニングイベントへ ちょこっと行ってみる。 リニューアルされた大好きだった劇場、池袋芸術劇場の前の広場に、…