あなたはどうしたいの?聞かれて初めて気付いていく。

今年、X-jamは創立10年。いろんな区切りが重なって、昨年からX-jamの今後の仕事の方向性やこれからやりたいことをずっと話し合ってきました。
私が制作側としてここ近年思っていたのは、
一歩新しい事に挑戦したい。新しい仲間と出会い、志ある創作活動をしたい。
社会とつながりあう活動をしたい。
音楽を通して豊かさを生み出し、社会に還元したい。

シモシュが思っていたのはとにかく、もっともっと面白いことをしたい(笑)
←すみませんはしょりました。もっと真面目にいろいろ語ってました。

やりたいことが一つの形にまとまりきらず、ホームページは今の途中経過として、二つになりました。
こちらこちら
全国でコンサートをたくさんやって、全国に仲間を創る。のと同じくらいのエネルギーで、
やはりきちんと音楽を作り、他ジャンルの人と共同でものを創り、発信することが、
きっと私たちが遠く目指す方向性の第一歩なのではないかと。

今回とてもワクワクしたのは、その事を、自分たちだけで考えるのではなく、
何人かの方に相談に乗っていただいたこと。

特に、このサイトを作るまでに、というか新たにこの方向性を打ち出すまでに
お世話になったのが、ミュージック クリエーターズ エージェントの永田純さん。
ご著書「次世代ミュージシャンのためのセフルマネージメント・バイブル」を読んで、その文章の明確さと温かさに惚れて相談室に駆け込みました。

こうやったらうまくいく、という答えをくれる方ではなく、
とにかく、あなたはどうしたいの?という問いを形を変えて何度も何度も投げかけてくれる方でした。
分かったような答えを言いたがる人はたくさんいますが(失礼!)
私たちが進むために必要なのは、問いをくれる人なのかもしれません。
そして問いかけることは、答えを出すことより、深くその人にコミットすることなのかもしれません。

さて、その永田純さんのお誘いで7月29日(金)「みんなの談話室」という場でお話しします。
永田さんのナビゲートで、今のX-jamの事や自分の思いや今後の課題等を話しながら、
きっと似たような課題や悩みを抱えるミュージシャンと語り合う材料になればいいなと思います。
同じくお話をする蒼咲雫さん、以前大変お世話になってたライブハウスつながりの方でした。
嬉しいな。こうやって点と点が繋がっていくことが。
お会い出来る事を楽しみにしています。