食生活のこと

食生活が人生を変える―細胞が活気づく“自然療法”の知恵 (知的生きかた文庫)
東城 百合子 / / 三笠書房

味噌を今年は作った。
昨年は忙しがっているうちに春が来てしまい、作れなかったので、今年は忙しいど真ん中の1日をわざわざ手帳に書き入れて、その日を待った。
忙しくたって作れるものじゃん。

一昨年の1.5倍。足りるかなあ。
作っている時はものすごく多く感じて、「何でこんな大量生産!」と思うのだけれど、いつも足りなくなる。

この前、初挑戦したたくあん作りも、不思議と成功してあっという間に食べ切ってしまい、昨年夏に作った梅干しも各方面にほんのひとにぎりづつプレゼントしたり毎日食べたりしていたら、今年の夏を待たずにもう在庫僅少。
なぜか発酵食品とは相性がいいみたいで、本で作り方を見るだけなのにけっこううまくできるし、とにかくことあるごとによくたべる。

この時代錯誤な手作りマイブームは、一時期体調が悪い時に、出会った本のおかげ。
私にとっての「家庭の医学」で、何かあるとかならず開く本。
まあ書かれた時代はかなり古いので、内容に時代は感じます。
もはや「大腸カタルって何!?」とか・・・
書き方が時に過激で極端なので、「そこまで言わなくても」とか「ほんとうかなあ」と思う事も割とある。
でも、スローフードがもてはやされる、はるか以前から一貫して、現在の食生活に警鐘をならして、日本古来の食事を大事にしていた姿勢は、やっぱり説得力大。
自分にできる所を取り入れて、何かあったら薬を飲まずにこの本を開き、できる事はないかと探します。
大抵のことは、それで本当に治るから驚き。
売ってる姿でしか見た事がなかった食べ物をいちから作る喜びも、この本から教わった気がします。

サプリとか飲んでる場合じゃないよ。コンビニとか通ってるんじゃないよ。手を動かすことだよ。
と、昔の私に言ってやりたい。


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